齊藤 賢二 さん

齊藤 賢二

Saito Kenji / 1964年広島生まれ

〈職歴〉
・広島県立三次高等学校(教諭)
・広島県立大竹高等学校(教諭)
・広島県立安芸高等学校(教諭)
・広島県教育委員会 指導第三課(指導主事)
 豊かな心と身体育成課(主任指導主事)
・広島県立松永高等学校 定時制 (教頭)
・広島県立安芸府中高等学校(教頭)
・広島県立廿日市西高等学校(教頭)
・広島県教育委員会 
 豊かな心と身体育成課 (教育指導監)
・広島県立向原高等学校(教頭)
・広島県立安西高等学校(校長)

○現在、一般社団法人 あるす こども支援センター西条栄町(放課後デイサービス)に児童指導員、あるす美術館副館長兼ディレクターとして絶賛活躍中!

キャッチコピー

教員生活37年に感謝。 いっぱい、いっぱい、いろんなことがありました。
出会いがあり、別れがあり、笑って、泣いて、悩んで…。 でも、ふと振り返って気づいたんです。
「教えていたつもりが、いつの間にか、生徒たちから教えられていた」
そんなことがたくさんありました。 そして、生徒たちからもらった、たくさんの宝物。
今でも、心の中に、キラキラと残っています。 これからは「絵手紙作家KENJI」として、もらった宝物を、絵と言葉でお返ししていきたいと思います。 出会ってくれてありがとう。
そして、これからも、どうぞよろしく! てへっ

代表作品

「よー来たの、向日葵たち。そして、ありがとう。」

こちらは、横545cm × 縦90cmという非常に大きなサイズの手描きの向日葵(ひまわり)の作品です。 この作品は、私が教員としての最後の春、教え子たちに向けて描いた「ありがとう」と「がんばれ」の気持ちを込めた一枚です。 大きなひまわりは、どれもまっすぐじゃありません。 風に揺れながら、光の方をそれぞれの角度で見つけて咲いている。 そんな姿が、生徒たちの個性や未来に重なって見えて、筆をとりました。 右端に書いた「よー 来たの!」は、ちょっとした私の口癖です。 何かに挑戦する前に、ニッと笑って気合を入れるような気持ちで書きました。 どんな道でも、笑顔と元気でいこうよ——そんな思いも込めて。 あの日の体育館で、生徒たちを見送りながら、私は「ありがとう」と「花咲けよ!」を心の中で繰り返していました。


「いっぽ、いっぽ。」

七色毛虫くんが、ぐっと背伸びして見つめるのは、まっすぐに咲く大きな向日葵。だけど、その歩みは焦らず、慌てず——**「いっぽ いっぽ」**夢に向かって。今を生きるすべての人へのエールが込めて。 進むペースは人それぞれ。だからこそ、**「自分の歩幅で、自分の夢へ」**


「夢をつかむ青龍」〜東を翔ける希望の神獣〜

この絵は、私自身を重ねて描いた「青龍」です。 夢は、ただ見るだけじゃなくて—— 「叶えるもの」だと、生徒たちに、そして自分にも言い聞かせながら、筆をとりました。 空を悠々と舞う青龍は、東の空から希望を運んできてくれる神獣。 この龍のように、誰かの背中をそっと押せたら…そんな想いを込めています。 新しい一歩を踏み出す方へ。 ちょっと元気が欲しい日に。 玄関や机のそばに飾って、心の応援団にしていただけたら嬉しいです。 夢は、みるもの。 そして、叶えるもの。 あなたの空にも、きっと龍はいますよ。